自家用2機に押収令状 ロシア人実業家、制裁違反で―米

東京, 6月7日, /AJMEDIA/

米政府は6日、ロシアのウクライナ侵攻を受けて導入した対ロ制裁に違反したとして、ロシア人実業家ロマン・アブラモビッチ氏が所有する自家用飛行機2機に対する押収令状を取得したと発表した。制裁で禁じられているにもかかわらず、米国で製造された機体を、米政府の許可なくロシアへ飛行させたという。
 アブラモビッチ氏は、ロシアの新興財閥(オリガルヒ)の一人。押収対象となったのは、ボーイング787―8とガルフストリームG650ERで、総額4億ドル(約527億円)相当とされる。現在、ボーイングはアラブ首長国連邦(UAE)に、ガルフストリームはロシアに駐機しているとされる。

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