胸張るアダミアン 「中立」ロシア勢初V―世界柔道

東京, 5月13日, /AJMEDIA/

 男子100キロ級で、ロシアのアダミアンが個人資格の中立選手(AIN)として今大会初の金メダルを獲得した。
 決勝では、リオデジャネイロ五輪100キロ級と東京五輪100キロ超級の覇者クルパレク(チェコ)を破った。延長戦で相手に三つ目の指導が入って勝負が決まると、両手でガッツポーズ。コーチや関係者と抱き合って喜びつつも、「世界選手権はバス停のようなもの。最終目的地は五輪金メダルだ」と冷静に話した。
 表彰式では大会旗が掲揚され、国際柔道連盟の公式歌が流れたが、「あまり関係ない。このメダルが取れたから」と言った。母国によるウクライナ侵攻の影響で国際大会出場は昨年6月以来。「私たちは毎日、厳しい練習をしている。それが勝つための唯一の方法だ」と胸を張った。

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