老舗駅弁屋が総菜カレーパン販売 名古屋市

東京, 6月8日, /AJMEDIA/

 創業100年を迎える老舗駅弁屋「松浦商店」(名古屋市中村区)が、名鉄百貨店本店(同区)にパン屋「マツウラベーカリー」を出店した。「だし巻き玉子入りキーマカレーぱん」(381円)など計4種類のパンをそろえ、オープン初日は想定を上回る800個近くを販売した。
 名古屋市の人気ベーカリーの協力を得て作られたカレーパンの生地は、歯切れの良い食感が特徴。カレーには、地元の老舗みそメーカー「合資会社八丁味噌(カクキュー)」(愛知県岡崎市)の八丁みそと蜂蜜を使い、まろやかな味わいで、具材の卵との相性の良さも売りだ。
 新型コロナウイルス感染拡大による旅行者の減少で、駅弁の売り上げは激減。打開策として、気軽に食べられるカレーパンに目を付けたという。同商店の松浦浩人専務は「マツウラベーカリーを通して駅弁も知ってほしい」と期待する。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts