米大統領、パプア首相と電話会談 国務長官派遣、防衛協定締結へ

東京, 5月19日, /AJMEDIA/

バイデン米大統領は18日、大統領専用機からパプアニューギニアのマラペ首相に電話し、米国の債務不履行(デフォルト)回避に向けた議会との協議のため、パプアニューギニア訪問を取りやめ、ブリンケン国務長官を代わりに派遣すると伝えた。
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 マラペ氏は記者会見し、米軍がパプアニューギニア国内の施設を使用可能にする防衛協定と、米国の海洋巡視艇にパプアニューギニア当局者が同乗できる乗船協定の締結を目指す考えを示した。
 バイデン氏は、年内にワシントンで開く米国と太平洋島しょ国の首脳会議にマラペ氏を招待した。昨年立ち上げた同会議は、気候変動対策や開発協力、海洋安全保障などについて協議する枠組みで、バイデン氏は島しょ国への米国の関与継続を約束。22日に予定していた島しょ国首脳らとの会談に、ブリンケン氏を代理出席させる。

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