東京, 6月17日, /AJMEDIA/
米国家安全保障会議(NSC)のキャンベル・インド太平洋調整官は16日、中国が影響力を拡大する太平洋島しょ国への関与を強化するため、日本やオーストラリア、英仏などと共に、新たな多国間枠組みを来週立ち上げると明らかにした。米シンクタンクのイベントで語った。
キャンベル氏は、米国が気候変動対策や漁船の違法操業を監視する取り組みを通じてこの地域と協力してきたと指摘。新枠組みにより「開かれ、健全で、生産的かつ抑圧のない太平洋の環境を維持する」と訴えた。18カ国・地域でつくる「太平洋諸島フォーラム」の国々も参加するという。