米、イラン財団を制裁指定 ラシュディ氏殺害に懸賞金

東京, 10月29日, /AJMEDIA/

米財務省は28日、イスラム教を風刺する小説「悪魔の詩」で知られる英作家サルマン・ラシュディ氏の殺害に多額の懸賞金を懸けたとして、イランの「ホルダド月15日財団」を制裁対象に指定したと発表した。テロ行為の財政支援に当たると指摘している。
 ラシュディ氏は8月、米ニューヨーク州で男に襲撃され、片目を失明するなどの重傷を負った。ラシュディ氏に対しては、イランの最高指導者だった故ホメイニ師が1989年に死刑を宣告し、財団が総額で最大330万ドル(約4億8600万円)の懸賞金を殺害した人物に与えると公表していたという。

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