立民、内閣・議長不信任案提出 与党は否決方針、9日採決

東京, 6月9日, /AJMEDIA/

 立憲民主党は8日、岸田内閣と細田博之衆院議長に対する不信任決議案を衆院に提出した。参院選に向け政権との対決姿勢を鮮明にした。与党は9日の衆院本会議で両不信任案を否決する方針。15日の会期末を控え、与野党の攻防はヤマ場を迎える。
 立民の泉健太代表は8日、島根県雲南市で記者団に「物価高対策を全く行わなかった岸田政権、国民生活の実感のない日銀に異議を唱えなければいけない」と提出の意義を強調した。
 提出後、馬淵澄夫国対委員長は記者団に、細田氏が衆院小選挙区定数の「10増10減」見直しに言及したことに触れ、「苦言を呈してきたが、放言はとどまることを知らなかった」と批判した。両不信任案の提出者には統一会派を組む社民党の新垣邦男氏が名を連ねた。

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