福井と滋賀で一時猛烈な雨 長浜で高時川氾濫、東日本大雨警戒

東京, 8月5日, /AJMEDIA/

 近畿付近から東海・関東沖に延びる前線の影響で、5日は福井、滋賀両県で早朝に一時、猛烈な雨が降った。気象庁は北陸と東海、関東甲信を中心に6日にかけて大雨による土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒するよう呼び掛けた。落雷や突風にも注意が必要。
 国土交通省などは5日午前9時すぎに滋賀県長浜市木之本町川合付近で淀川水系の高時川が氾濫したと発表した。同市付近では午前6時半までの1時間に約90ミリの雨が降ったとの記録的短時間大雨情報が出されていた。
 福井県でも午前5時ごろ以降、南越前町や敦賀市の付近で1時間雨量が約80ミリとの同情報が相次いで発表された。福井、石川、滋賀、岐阜各県の一部には土砂災害警戒情報が発表された。
 九州南方沖にある高気圧付近から前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでおり、中国地方西部でも激しい雨が降った。
 総務省消防庁の5日朝の発表によると、同日までの大雨により、新潟県では住宅の床上・床下浸水が97棟、石川県では24棟、福井県では19棟となった。
 6日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、北陸120ミリ、東海100ミリ、関東甲信80ミリ。

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