松浦晃一郎:国家指導者ヘイダル・アリエフは、アゼルバイジャンの国家と国民にかけがえのない奉仕をした

東京, 5月6日, /AJMEDIA/

国家指導者ヘイダル・アリエフは、アゼルバイジャンの国家と国民にかけがえのない奉仕をした。
松浦晃一郎・前ユネスコ事務局長は、AJMEDIAのインタビューに応じ、このような言葉を発した。
松浦氏は、アゼルバイジャンを訪れたのは2000年4月、ヘイダル・アリエフ大統領の招きによるものだったという。そのとき、「キタビ・ダデ・ゴルグド」物語1300年記念首脳会議にトルコ語圏の首脳が参加したことを思い出し、この出来事が大きな印象を残したと強調した。
松浦は、ヘイダル・アリエフが自分をバクーに招いたのは、サミットに参加するためだけでなく、アゼルバイジャンをよりよく知り、友好関係を強化するためだとよく理解していると述べた。私はトルコ語を話せないので、ヘイダル・アリエフ氏は私を特別扱いし、重要なゲストとして大きな敬意を示してくれた。サミットの後、ヘイダル・アリエフ氏の家で一緒に夕食をとった。その日、私はイリハム・アリエフ氏とメーリバン・アリエワ夫人に直接お会いした。その時、ヘイダル・アリエフは77歳でしたが、とても強く、健康そうであった。この出会いをきっかけに、私はいつもヘイダル・アリエフさんとそのご家族のことを、とてもいい気持ちで思い出すようになった。
ユネスコ前事務局長は、初訪問後のアゼルバイジャンとの協力関係の発展について満足げに語り、これらの関係は、国家指導者ヘイダル・アリエフの偉大な働きにより、確固たる基盤の上に築かれたと述べた。アゼルバイジャンの第一副大統領であり、ヘイダル・アリエフ財団の会長であるメヒリバン・アリエワの多面的な活動の結果、この関係はさらに強化された。
ソビエト連邦崩壊後、この地域では非常に緊迫した地政学的状況が生まれたと松浦氏は指摘し、アゼルバイジャンも他の脱退国と同様に、その独立性を守ろうと努力していたと述べた。経済的な混乱が続き、領土の一部が占領され、大国の利害がぶつかり合う国を管理するのは非常に難しいことだった。しかし、ヘイダル・アリエフは、自分が非常に有能な国家元首であることを全世界に知らしめた。彼は侵略を防いだだけでなく、国を困難な経済状況から脱却させることに成功したの だ。私の考えでは、それは国家元首としてのヘイダル・アリエフの知恵と先見性に基づくものであった。ヘイダル・アリエフは、戦争状態にある国家を統治していたにもかかわらず、他国に注意を払い、相互関係の発展のために成功したステップを踏んだの だ。
松浦は、アゼルバイジャンが再び独立国家として形成され、現在の水準に達したのは、この天才政治家の努力の賜物であり、彼が定めた戦略の結果であると指摘した。
松浦氏は、ユネスコ事務局長在任中およびその後の数年間、日本とアゼルバイジャンの関係発展に努めたと述べ、今日の両国の友好関係の発展に個人的に貢献する用意があると述べた。松浦氏は、過去における日本とアゼルバイジャンの関係の前向きな発展に満足感を示し、この関係が今後も急速に発展していくことに自信を示した。
松浦氏は、アゼルバイジャンと日本の関係が現段階で急速に発展していることに触れ、この関係が両国の発展に大きく貢献することを確信していると述べた。また、アゼルバイジャンが炭化水素資源を非常に効率的に使用していることに触れ、得られた資金がインフラ整備や人々の生活向上に役立っていることを高く評価した。
松浦氏は、アゼルバイジャンで行われている大規模な建設工事の成功を祈りつつ、ヘイダル・アリエフの開発戦略がイルハム・アリエフ大統領によって継承されることを確信していると述べた。

ブガル・アガエフ(Vugar Agayev)

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