望海風斗「歌も踊りも楽しめます」 ミュージカル「ドリームガールズ」、演じるヒロインに共感

東京, 1月28日, /AJMEDIA/

 「歌に比重がある作品ですが、そこに容赦なく踊りが入ってくる。耳からも、視覚的にも楽しめます」。元宝塚歌劇団雪組トップスターの望海風斗が、主演ミュージカル「ドリームガールズ」(演出・眞鍋卓嗣)の開幕を前に大阪市で取材に応じた。
 望海が演じるディーナ・ジョーンズは、1960年代の米国で成功を夢見る3人組のコーラスグループ「ザ・ドリーメッツ」のメンバー。ショービジネスの世界を舞台に、「華やかな部分と、人間模様がいい感じに織り込まれた物語」が展開していく。
 劇中には「ドリームガールズ」や「ワン・ナイト・オンリー」など、数々の名曲がちりばめられている。宝塚歌劇で歌に秀でた男役として活躍した望海にとっても、「魅力的なナンバーが多く、一曲一曲を仕上げていくのがすごく大変」だという。
 物語の始まりは、ディーナが18歳前後の設定で、望海が親元を離れて宝塚音楽学校に入学した年齢とも重なる。「当時は先のことなんて分からず、とにかく自分のやりたいことを信じて突き進んでいたので、共感できます」
 「ザ・ドリーメッツ」のメンバーで、後にたもとを分かつエフィ役は、福原みほと村川絵梨のダブルキャスト。望海は「村川さんのエフィは、ものすごくキュートで真っすぐ。歌に込められた心情が、ストレートに突き刺さる。福原さんは、歌い出した瞬間から引き込まれる声と、太陽みたいな温かさを持っている」と、それぞれの魅力を語った。
 2月5日から14日まで東京国際フォーラムで上演。その後、大阪・梅田芸術劇場、福岡・博多座、名古屋・御園座で公演が行われる。

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