春からの朝ドラモデル 牧野博士ゆかりの植物観察の催し 高知

東京, 2月28日, /AJMEDIA/

ことし春から放送が始まるNHKの連続テレビ小説「らんまん」の、主人公のモデルにもなっている高知県佐川町出身の植物学者、牧野富太郎博士が歩いた山道をめぐり、博士ゆかりの植物などを観察する催しが佐川町で行われました。

催しは、博士が実際に歩いた山道をめぐりながら植物の魅力を知ってもらおうと町の観光協会などが開き、14人が参加しました。

県立牧野植物園の元職員で、牧野博士の業績にも詳しい稲垣典年さんがガイドを務め、3時間ほどかけて山道を登り、道沿いから見えるさまざまな植物を観察しました。

このうち、シダ植物の一種、「オクマワラビ」は牧野博士が地元で発見して命名したとされていて、根元に生える黒い毛が特徴だということです。

また、早春に畑や田んぼの土手などで花を咲かせる「キジムシロ」は、つま先ほどの大きさの黄色い花が見頃を迎えていて、参加した人たちはメモを取ったり写真を撮ったりしながら興味深そうに観察していました。

参加した高知市の60代の男性は「博士が歩いた道を歩けて感慨深いです。これを機にもっと植物について勉強したいです」と話していました。

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