日韓首脳、信頼構築アピール 「良い変化」「シャトルうれしい」

東京, 5月8日, /AJMEDIA/

【ソウル時事】7日の日韓首脳会談は、2011年を最後に途絶えていた「シャトル外交」再開の第1弾となった。3月に東京で行われた前回の会談から50日余り。岸田文雄首相と尹錫悦大統領は、個人的な信頼構築をアピールし合った。
 会談の冒頭、記念撮影で笑顔を見せた尹氏は「良い変化の動きは、一度つくられると流れになる。今の韓日関係がまさにそうだ」と呼び掛けた。これに対し、首相も「大統領を春の東京に迎えてから、かくも早くに新緑のソウルを訪れてシャトル外交を本格化でき、大変うれしく思う」と応じ、会場は和やかなムードに包まれた。
 尹氏は夫人と共に、大統領府の正面玄関で首相夫妻を出迎え。その後の歓迎行事は、4人そろって参加した。
 共同記者会見でも、尹氏は右隣の首相に視線を送り続け、その発言に時折満足そうにうなずいてみせた。終了後、両首脳は互いの労をねぎらうように、両手で握手を交わした。

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