日本在住のアゼルバイジャン人科学者Khalil Kalantar氏、NSUを訪問

東京, 4月30日, /AJMEDIA/

日本在住のアゼルバイジャン人科学者、ハリル・カランタル氏がナヒチバン国立大学を訪問した。

同大学での会談では、エルブルス・イサエフ学長が大学スタッフを代表してハリル・カランタル教授を出迎え、彼の科学的活動や業績について皆に説明した。同教授は、前世代および新世代モニターの創造に貴重な貢献をした科学者であると述べた。

エルブルス・イサエフ氏は、「日本で開発され、世界中で広く使われているカメラ、電子放射装置、チップ、プラズマモニター、液晶モニターといった技術の発展に、数々の特許や発明の著者であるハリル・カランタル氏が大きく貢献したことは、大きな誇りです」と述べた。この科学者の科学的、実用的な業績は、国際的な科学界で高く評価されているとのこと。

ハリル・カランタル氏は、科学研究と特許に関する報告を行った。液晶とその将来性について、ハリル・カランタル氏は、LED照明(液晶ディスプレイのバックライト)はテレビ、パソコン、携帯電話の主要部品の一つであると述べた。この技術は、スマートフォンや携帯電話、パソコンだけでなく、自動車にも広く利用されている。また、自身が執筆した「バックライトユニット」「バックライトオプティクス」の技術については、世界各国で広く使われていることを紹介した。

学長から教授にプレゼントが贈られた。会談では、本学に設置されるテクノパークでの共同協力について合意がなされた。

会場では、先生や学生からの質問にも答えられた。
1981年から日本に住むハリル・カランタル氏は、名古屋大学と東北大学で博士号を取得した。電子工学、新世代スクリーンの作成などの分野で約100件の特許を取得し、6冊の日本語の本と130以上の科学論文を発表している。著作は英語、日本語、中国語、韓国語で出版されている。日本だけでなく、アメリカ、アジア、ヨーロッパでも、エレクトロニクス、新世代ディスプレイ・スクリーンの分野における偉大な専門家として知られている。この分野での長年の業績により、ハリル・カランタル氏は関連する国際会議で日本代表として参加する権利を与えられている。

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