新たな地震で11人死亡 トルコ南部震源、M6.3

東京, 2月22日, /AJMEDIA/

米地質調査所(USGS)によると、トルコ南部ハタイ県ウズンバー付近で20日午後8時4分(日本時間21日午前2時4分)、マグニチュード(M)6.3の地震があった。震源の深さは16キロ。21日までにトルコと隣国シリアで計11人の死亡が確認された。
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 トルコ当局によると、国内で少なくとも6人が死亡し、290人以上が病院で治療を受けるなどした。在英のシリア人権監視団によれば、シリアで5人が死亡し、少なくとも500人が負傷したとされる。
 ハタイ県は6日に起きた地震で甚大な被害を受け、少しの揺れで崩壊する危険のある建物が多数ある。20日の地震で新たに複数の建物が倒壊し、捜索活動が行われた。震源に近いシリア北西部でも大きな揺れがあった。
 6日の地震では、トルコで4万2000人以上の死亡が確認され、シリア側と合わせて4万8000人超が犠牲となった。
 エルドアン大統領は20日の地震の数時間前に現地を訪問し、「ハタイ県では(6日の地震で)1万7000人以上が死亡し、建物の3分の1が居住不能になった」と述べていた。

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