弔問外交、与野党も展開 菅前首相がベトナム主席と会談

東京, 9月28日, /AJMEDIA/

 安倍晋三元首相の国葬参列のため各国要人が来日する中、岸田文雄首相だけでなく与野党の国会議員も27日、「弔問外交」を精力的に展開した。
 自民党の菅義偉前首相、二階俊博元幹事長、森山裕選対委員長は東京都内でベトナムのグエン・スアン・フック国家主席と会談。菅、二階両氏が国葬参列に謝意を示すと、フック氏は「世界有数のリーダーが突然逝去されたことは、国際社会にとって大きな損失だ」と述べた。麻生太郎副総裁は台湾の蘇嘉全・前立法院長と党本部で意見交換した。
 超党派でつくる日豪議員連盟の逢沢一郎会長らは、ハワード氏ら3人のオーストラリア元首相と都内で懇談し、安倍氏が提唱した日米豪印の協力枠組み「クアッド」の継承・発展を確認した。
 26日には自民党の萩生田光一政調会長がキャサリン・タイ米通商代表部(USTR)代表と面会。日韓議連と韓日議連のメンバーは関係改善に向けた努力を申し合わせた。公明党の山口那津男代表、立憲民主党の泉健太代表も韓国側とそれぞれ個別に会った。28日も菅前首相が韓国の韓悳洙首相と会談するなど議員外交が続く見通しだ。

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