広島サミットへ連携確認 今年前半に2プラス2―日仏首脳

東京, 1月10日, /AJMEDIA/

岸田文雄首相は9日午後(日本時間10日午前)、フランスのマクロン大統領とパリのエリゼ宮(大統領府)で会談した。両首脳は、首相が議長として5月に広島市で開く先進7カ国首脳会議(G7サミット)に向けた連携を確認。ウクライナ侵攻を続けるロシアへの制裁や、「自由で開かれたインド太平洋」実現などで認識を共有する見通しだ。
 首相は会談に先立つ共同記者発表で、中国を念頭に「東・南シナ海で力による一方的な現状変更の試みが強化され、安全保障環境の厳しさが増している」と指摘。フランスは南太平洋に領土を有しており、「日仏両国の部隊の往来や共同訓練など、実質的な協力を引き続き推進したい」と語った。
 両国の安保協力を強化するため、首相は今年前半に日仏外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)の開催を目指すと明らかにした。

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