東京, 5月19日, /AJMEDIA/
岸田総理大臣は、ことしの夏以降、国際宇宙ステーションに長期滞在する予定の宇宙飛行士、古川聡さんらと面会し、今後の活躍に期待を示しました。
総理大臣官邸を訪れたのは、古川さんと、国際宇宙ステーションからことし3月に地球に帰還した若田光一さんの2人の宇宙飛行士です。
古川さんは「国際宇宙ステーションへの長期滞在に向けて、現在、仲間と一緒に訓練を続けている。みずからの任務に誠心誠意取り組みたい」と抱負を述べました。
また、若田さんは「今回の経験を有人宇宙探査や月の探査などで日本が主体的な役割を果たしていけるように生かしたい」と述べました。
岸田総理大臣は「あとに続く若い人をはじめ、多くの関係者に経験や蓄積をしっかり分け与えて取り組みをリードしてほしい。2020年代後半に日本人宇宙飛行士を月面に着陸させる大きな目標を掲げて取り組みを進めており、古川さんの活躍が大きな成果につながることを期待したい」と激励しました。
