岸田首相「高い緊張感持って」 内閣改造・党役員人事

東京, 8月10日, /AJMEDIA/

 岸田文雄首相(自民党総裁)は10日午前、新執行部を発足させるため党本部に入った。首相は臨時総務会で「新役員にはこの瞬間から高い緊張感を持ってこの難局に臨んでほしい。一致結束してこの国をリードしていきたい」と呼び掛けた。
 首相は午前8時20分すぎ、やや緊張した面持ちで首相官邸入り。その後、党本部に向かい、留任の麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長、新任の森山裕選対委員長ら新執行部のメンバーを呼び込んだ後、臨時総務会と役員会に臨んだ。
 官邸に戻った首相は、現閣僚の辞表を取りまとめた臨時閣議で「引き続きそれぞれの立場で岸田内閣のさらなる挑戦を支援してほしい」と協力を求めた。
 一方、今回の内閣改造で初入閣は9人。文部科学相に内定した永岡桂子氏は、衆院議員会館で記者団に「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の所管官庁として質問に答えないといけない。神経を使いながら対応したい」と硬い表情。総務相に就く寺田稔氏は取材に、「内閣の一員として首相を支える。平常心で臨みたい」と意気込みを語った後、事務方との打ち合わせに入った。

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