岸田首相「民主主義守り抜く」 安倍氏国葬で閉会中審査

東京, 9月8日, /AJMEDIA/

 衆院議院運営委員会は8日午後、安倍晋三元首相の国葬に関する閉会中審査を開いた。出席した岸田文雄首相は国葬実施の理由について「安倍氏を追悼するとともに、わが国は暴力に屈せず民主主義を断固として守り抜くという決意を示す」ためだと説明。「各国からの敬意と弔意に対し、国として礼節を持って応える」とも語った。
 全額国費で賄う経費については「過去の行事との比較において妥当な水準だ」と強調。国葬に関する説明が不十分だったとの指摘については「謙虚に受け止める」と述べた。
 首相は米国のハリス副大統領、インドのモディ首相、オーストラリアのアルバニージー首相、シンガポールのリー・シェンロン首相らから参列の意向が示されていると明らかにした。
 首相が国会で国葬に関して説明するのは初めて。立憲民主党の泉健太代表が質問に立ち、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と安倍氏の関係もただした。

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