尾上眞秀さん 10歳で歌舞伎俳優としての初舞台 客席わかせる

東京, 5月3日, /AJMEDIA/

歌舞伎の人間国宝、尾上菊五郎さんの孫で、俳優の寺島しのぶさんの長男、尾上眞秀さん(10)が5月2日、歌舞伎俳優として初舞台を踏み、堂々とした演技で客席をわかせました。

10歳の尾上眞秀さんは、歌舞伎俳優で人間国宝の尾上菊五郎さんの孫、俳優の寺島しのぶさんの長男で、2日から東京 歌舞伎座で始まった公演で初舞台を踏みました。

演目は、菊五郎さんが演出を担当した「音菊眞秀若武者」で安土桃山時代の豪傑、岩見重太郎の活躍を描いています。

前半、女童の姿で舞台に登場した眞秀さんは落ち着いた様子で叔父の尾上菊之助さんらと華やかな舞を披露しました。

そして、後半では、勇猛な若武者の姿となり、はつらつとした様子で刀をふるって堂々とした立ち回りを披露すると、客席からは大きな拍手と歓声が起こりました。

アメリカから来た友人と訪れた70代の女性は「自然と涙があふれてくるようないい舞台でした。友人もすばらしいと感激していました。これからも稽古に励んでいい役者さんになってほしいです」と話していました。

眞秀さんが出演する「音菊眞秀若武者」は5月27日まで行われます。

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