東京, 5月24日, /AJMEDIA/
将棋の八大タイトルのひとつ、「叡王戦」の第3局が24日、千葉県で始まります。藤井聡太五冠が3連勝して「叡王」の座を守るか、初のタイトル戦に挑む出口若武六段が1勝を返すか、注目されます。
「叡王戦」五番勝負はここまで、タイトルを持つ藤井五冠が挑戦者の出口六段に連勝し防衛に王手をかけていて、24日に第3局が千葉県柏市で行われます。
2人は23日、対局室や使う駒を確認し、藤井五冠は「ここまでの対局を生かした戦い方をしたい」、出口六段は「第2局までよくなかったので、第3局はしっかり指したい」とそれぞれ意気込みを語りました。
藤井五冠は昨年度、最年少記録を次々に更新し、ことし2月の「王将戦」で史上初となる10代での「五冠」を達成するなどの活躍を見せ、今回の「叡王戦」は今年度初の防衛戦です。
対する出口六段は兵庫県明石市の出身で、2019年にプロ棋士になり、今回が初めてのタイトル戦です。
藤井五冠が24日の対局に勝って3連勝し「叡王」の座を守るか、あとがない出口六段がタイトル戦初勝利を飾るか、勝敗は24日の午後決まる見通しです。
