実証事業「安全性視覚化できる」 除去土壌の再生利用―IAEA

東京, 5月13日, /AJMEDIA/

 東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質の除染で生じた「除去土壌」の再生利用を議論する国際原子力機関(IAEA)の専門家チームが12日、環境省内で記者会見した。IAEAのアナ・クラーク氏は同省が進める再生利用の実証事業について、「国民の信頼を得るための重要な取り組みで、安全性を視覚化できる」と評価した。
 専門家チームは8日に来日し、福島県飯舘村で実証事業現場などを視察。来年にも技術的な評価や助言を盛り込んだ報告書をまとめる。
 専門家チームは会見に先立ち、西村明宏環境相を表敬訪問。西村氏は再生利用について、「国際的な理解や評価を得るのは大変重要」と語った。

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