東京, 1月21日, /AJMEDIA/
国際宇宙ステーションに滞在している、宇宙飛行士の若田光一さんが自身としては初めてとなる船外活動を行い、日本時間の21日、宇宙空間での作業が無事、終了しました。
宇宙飛行士の若田光一さんは、去年10月からおよそ半年間の予定でISS=国際宇宙ステーションに滞在していて、今後の月や火星の探査を見据えたさまざまな実験に取り組んでいます。
若田さんは、日本時間の20日午後10時すぎから自身としては初めての船外活動を行いました。
若田さんは、太ももの部分に赤いラインが入った宇宙服姿でNASA=アメリカ航空宇宙局の宇宙飛行士とともにハッチから姿を現すと、宇宙ステーションの周りを手すりを伝って慎重に移動していました。
そして電動の工具を使って試行錯誤しながら、新型の太陽電池パネルを取り付ける台の設置作業などを7時間余りかけて行いました。
宇宙ステーションに無事、戻った若田さんは、同僚にヘルメットを外してもらうと、笑顔を見せていました。
船外活動を行った日本人宇宙飛行士は、若田さんで5人目となります。