子どもたちが“特撮映画の制作“に挑戦 完成作品の試写会 福島

東京, 1月31日, /AJMEDIA/

子どもたちがジオラマの制作や撮影などに挑戦した、特撮映画の試写会が福島県須賀川市で開かれました。

須賀川市は特殊撮影技術の第一人者で『ウルトラマン』や『ゴジラ』を世に送り出した、円谷英二さんの出身地として知られています。

市は子どもたちに特撮に興味を持ってもらおうと、去年6月から「特撮塾」を企画し、子どもたちが半年ほどかけて、専門のスタッフと一緒にジオラマや着ぐるみの制作、それに撮影や映像の編集などに挑戦してきました。

28日は須賀川市役所で完成した作品の試写会が開かれ、参加した中高生や保護者などおよそ50人が参加しました。

作品は「ヨロイガー」という怪獣の卵が神社で発見され、卵からかえった怪獣が暴れて市役所などを壊していくという内容です。ジオラマの市役所が、砂ぼこりを立たせながら壊れていく様子など、臨場感あふれる映像を、子どもたちは食い入るように観賞していました。

試写会のあと子どもたちは、特撮塾の講師を務めた映画監督の田口清隆さんから、卒業証書が手渡されました。

怪獣をデザインした高校2年生の女子生徒は「怪獣が好きで参加しました。自分がデザインした怪獣が、形になって市役所を壊していくシーンは、とても迫力があってよかったです」と話していました。

田口さんは「今後も須賀川が特撮の発信基地になることを期待しています」と話していました。

この特撮映画は後日、一般にも公開されるということです。

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