子どもたちが「模擬選挙」 「選挙割」も初導入―キッザニア東京【22参院選】

東京, 7月6日, /AJMEDIA/

 参院選の投開票を前に、子ども向け職業体験施設「キッザニア東京」(東京都江東区)で5日、3~15歳の子どもたちが実在の政党への投票を体験する「キッザニア模擬選挙」が始まった。10日まで実施する。
 模擬選挙は2012年の衆院選から始まり、今回で8回目。「投票済証」を提示すれば専用通貨を使わずに施設の一つが利用できる「選挙割」も初めて取り入れた。投票箱や記載台は区選挙管理委員会から借りた本物が使われ、子どもたちは選挙の仕組みについて説明を受けた後、各党の公約が書かれたパネルを真剣な表情で読み、1票を投じた。
 埼玉県皆野町の小学6年、原慎太郎君(12)は「(18歳になったら)自分の考えと同じ意見をよく見極めて投票できるようにしたい」と話した。
 運営会社の佐藤徹太郎事業部長は「(模擬選挙を通じて)社会や国のことを自分のこととして考え、判断する姿勢を身に付けてくれれば」と期待を寄せた。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts