大量死の魚100トン回収 化学物質で中毒か―ポーランド

東京, 8月17日, /AJMEDIA/

ポーランドの消防当局は16日、国内を流れるオーデル川で魚の大量死が見つかり、死んだ魚約100トンを回収したと確認した。
 消防当局によると、回収は12日から行われ、500人以上の消防士が作業に当たった。原因は不明だが、モラウィエツキ首相は先に「おそらく、危険や結果を十分に分かった上で、大量の化学廃棄物が川に投棄された」と語った。当局は魚が中毒死した可能性があるとみており、川の水をチェコとオランダ、英国に送り原因を調べている。
 ポーランドのモスクワ気候・環境相は16日、「これまでの水質調査で有毒物質は見つかっていない」と説明。水位低下や高温に伴う汚染物質の濃縮など自然要因や、高濃度の塩素を含んだ産業廃水が川に流れ込んだ可能性も視野に入れていると話した。

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