東京, 6月5日, /AJMEDIA/
世界中の高校生などが経済学の知識や企業の課題解決に向けた提案などを競う「国際経済オリンピック」にことし初めて日本が出場することになりました。
国際経済オリンピックは、経済や金融の分野の教育を普及させようと2018年に始まった大会で、ことしは40を超える国と地域が参加し、経済学や金融分野に関する知識のほか企業の経営課題の解決に向けた提案内容などを競います。
この大会に日本からは、16歳から19歳までの高校生と大学1年生あわせて5人が初めて参加することになりました。
都内にある事務局では、スタッフらが今後、週に1回程度開催するオンラインの勉強会に向けて、過去に出題された問題の解説を作るなどして準備を進めていました。
大会は、来月24日から10日間にわたってギリシャで開催され、初出場の日本は上位進出を目指しています。
大会に参加する16歳の高校生は「大会に参加することは新たなチャレンジで、不安もありますが全力を尽くして少しでもいい成績を目指したいです」と話していました。
日本チーム最年長の19歳の大学生は「自分は大学1年生で最初で最後の大会になるので、何とかメダルは取りたいです。日本チームを引っ張っていい思い出にしたいです」と話していました。
