台風11号、九州北部接近へ 大雨や暴風高波警戒―気象庁

東京, 9月5日, /AJMEDIA/

 大型で強い台風11号は5日午前、東シナ海を北上した。6日朝に対馬海峡付近を経て日本海へ進むとみられ、九州北部には5日夕方から6日朝にかけて接近する見込み。気象庁は、西日本では大雨による土砂災害や河川の増水、低地の浸水のほか、暴風、高波に警戒するよう呼び掛けた。
 11号は5日午前9時、東シナ海を時速20キロで北へ進んだ。中心気圧は950ヘクトパスカル、最大風速40メートル、最大瞬間風速60メートル。東側220キロ以内と西側165キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、南東側600キロ以内と北西側500キロ以内が風速15メートル以上の強風域。
 6日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、九州南部300ミリ、九州北部と四国250ミリ、東海と近畿、奄美120ミリ。
 その後、7日午前6時までの同雨量は、四国200~300ミリ、東海と近畿100~200ミリ、中国100~150ミリ。
 6日にかけて予想される最大瞬間風速は九州北部50メートル、北海道と北陸、四国、中国、九州南部35メートル、近畿と奄美、沖縄30メートル。波の高さは九州北部12メートル、九州南部10メートル、中国と奄美、沖縄8メートル、北陸と近畿、四国5メートル、北海道4メートル。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts