再生リン肥料をPR 神戸市

東京, 11月30日, /AJMEDIA/

 神戸市は12月中旬、下水から取り出した再生リンを使用した家庭向けの「こうべSDGs肥料」を発売する。これに先立ち、市内でPRイベントを開き、久元喜造市長が肥料のサンプルなどを市民らに配った。
 市は、循環型農業の推進などを目指し、2011年度からリンの取り出しに着手。15年度からは、農業生産者向けに再生リンを使った肥料「こうべハーベスト」を販売している。家庭菜園などで市民にも使ってもらおうと、一般向けにも供給することにしたという。
 イベントでは、ハーベストを使用して作ったトウモロコシも販売。久元氏は「再生リンの取り組みは食料自給率を上げたり、肥料不足の中でも循環型社会を作っていったりと、さまざまな意義がある。ぜひ知ってほしい」と市民に呼び掛けた。

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