入賞圏外13位も、角田裕毅は6番手評価!F1公式がアゼルバイジャンGPのパワーランキングを発表…トップはガスリー|F1

東京, 6月16日, /AJMEDIA/

2022年の第8戦アゼルバイジャンGPの結果を受け『F1』公式は現地時間15日、同レースのパワーランキングを発表した。角田裕毅は決勝13位となり、入賞圏外だった。だが、パワーランキングでの評価は6番手評価となっている。

バクーで角田は一時5番手を走行するも、レース中盤にリアウイングのフラップに問題が発生し、修復のためにピットイン。ピット作業で30秒以上かかったこともあり、角田はこれでポジションを6番手から13番手まで下げてしまう。結局角田はそのまま13位でフィニッシュチェッカーを受けた。

だがパワーランキングでは10点満点中8.0の評価で、全ドライバー中6番手となった。

角田については「13位という結果は、角田が見せた日曜日の仕事ぶりを物語るものではない」とポジティブな点を強調している。

「日本人ドライバーはDRSフラップが半分しか開いていないことが明らかになったが、それまでは6位に向かって順調に事を進めていた」

「粘着テープで補修したこともあり、結局長いピットストップを強いられた。13位には終わったものの、アルファタウリのドライバーはそれよりもはるか上の評価に値するだろう」

なお、アゼルバイジャンGPのパワーランキングでトップ評価となったのは、角田の僚友ピエール・ガスリーだった。フランス人ドライバーは6番グリッドからスタートし、5位フィニッシュを果たしている。

「アゼルバイジャンGPの週末、最も感銘を受けたのはガスリーだった。アルファタウリのドライバーは、メルセデス2台に次ぐP5でフィニッシュしている。土曜日の予選ではシルバーアロー(メルセデス)の間に割って入り、決勝では後半にフレッシュタイヤを履いた(ルイス)ハミルトンに抜かれ、P4を失っただけだった。パワーランキングではトップに値するもので、フランス人は素晴らしいパフォーマンスを見せた」

アゼルバイジャンGPでアルファタウリ勢はガスリー5位、角田はトラブルにより13位と、明暗分かれる結果となった。だがパワーランキング評価で記されたようにF1公式は、角田の13位は想定外のトラブルによるものであり、賛辞に値する内容だと見ていたようだ。

F1ドライバー・パワーランキング/第8戦アゼルバイジャンGP/10位まで
1位(9.0):ピエール・ガスリー/アルファタウリ|第8戦5位
2位(8.8):マックス・フェルスタッペン/レッドブル|第8戦1位
3位(8.6):シャルル・ルクレール/フェラーリ|第8戦DNF
3位(8.6):ジョージ・ラッセル/メルセデス|第8戦3位
5位(8.2):ルイス・ハミルトン/メルセデス|第8戦4位
6位(8.0):角田裕毅/アルファタウリ|第8戦13位
6位(8.0):セバスチャン・ベッテル/アストンマーティン|第8戦6位
8位(7.8):セルジオ・ペレス/レッドブル|第8戦2位
8位(7.8):フェルナンド・アロンソ/アルピーヌ|第8戦7位
10位(7.6):チョウ・グァンユ/アルファロメオ|第8戦DNF

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts