令和初、4年半ぶり園遊会 両陛下、金メダリストらと歓談

東京, 5月12日, /AJMEDIA/

天皇、皇后両陛下主催の春の園遊会が11日午後、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれた。開催は約4年半ぶりで、令和に入って初めて。雨の中、両陛下は皇族方と共に、傘を手にマスク姿で声を掛けて回られた。
 東京パラリンピック車いすテニスの国枝慎吾さん、東京五輪卓球混合ダブルスの伊藤美誠さん、北京五輪スピードスケートの高木美帆さんら金メダリスト、ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんら約1000人が出席した。
 天皇陛下は伊藤さんに「いろいろと苦労も多かったのでは」と気遣うと、伊藤さんは「1年延期になって実力を上げることができ、優勝できた」と笑顔を見せた。高木さんは、皇后さまから「素晴らしい成績でした」とねぎらわれると「応援があって走り切ることができた」と応じた。
 陛下は国枝さんに「車いすテニス、パラスポーツの発展に大変なご尽力をなさって」とたたえた。国枝さんは終了後、取材に対し「やってきたことが報われたという気持ちになった」と笑顔で話した。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts