中国国防相、米との対立「世界の苦痛」 台湾武力統一排除せず

東京, 6月4日, /AJMEDIA/

【シンガポール時事】中国の李尚福・国務委員兼国防相は4日、シンガポールで開かれたアジア安全保障会議(通称シャングリラ会合)で演説し、「中米の対立は世界にとって耐え難い苦痛だ」と述べた。米国が「誠意」を示し、中国側に歩み寄るよう求めた。
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 李氏は、台湾問題を巡る米国との対立などを念頭に「一部の国が他国の内政に干渉している」と指摘。「(中国は)台湾統一に当たって、武力行使の放棄を決して約束しない」とけん制した。

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