両ハンドに力強さも 伊藤、回復ぶり示す―世界卓球

東京, 5月22日, /AJMEDIA/

けがの影響が心配された伊藤の初戦。粘り強いアカシェワに対し、力強い両ハンドを見舞って応戦した。ストレートで圧勝し、「結構いい感じで試合ができた」とすがすがしい表情を見せた。
 今年に入って臀部(でんぶ)を痛め、シングルスでは何度も早期敗退を味わった。今大会前は焦る気持ちを抑え、無理をせず調整。早田と組むダブルスの練習も見合わせ、今月上旬に「30~40%ぐらい」と話していた患部の状態は、「7割ぐらい」まで回復。「できることも増えてきた」とプレーの手応えを感じている。
 開幕日に初戦を終えた木原を含め、女子シングルスの日本勢は全員が1回戦を突破した。パリ五輪日本代表の選考レースで7番手と後れを取っている伊藤にとって、これ以上引き離されるわけにはいかない。「体がいいと試合が楽しい」。声にも明るさが戻ってきた。(ダーバン時事)

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