三谷幸喜氏「感無量」、25年ぶりに「笑の大学」 内野聖陽&瀬戸康史が軽妙に「演技バトル」

東京, 2月9日, /AJMEDIA/

 三谷幸喜氏の代表作の一つで、内野聖陽と瀬戸康史による二人芝居「笑の大学」の公開フォトコールが、8日の初日を前に東京・PARCO劇場で行われた。
 戦時色が強まる昭和15年(1940年)に、警視庁の厳格な検閲官(内野)と、喜劇の上演許可を得ようとする劇団の座付き作家(瀬戸)の攻防を描く演劇作品。初演は96年で、98年に再演された。翻訳されて海外でも上演されている。
 今回、初めて演出を担当する三谷氏はコメントを寄せ、「僕にとって思い入れのある作品です。登場する劇作家は僕の理想像。そんな『笑の大学』が25年ぶりに再演。感無量です」と心境をつづった。また、「年齢も個性も全く違う二人が丁々発止とやり合う2時間弱の演技バトル。一秒たりとも飽きるところがありません。作った本人が言っているのですから、間違いない」と作品をアピールした。
 内野と瀬戸については「今、最も信頼している二人」と三谷氏。フォトコールで二人は、息の合った軽妙な掛け合いを見せていた。
 同所で3月5日まで。その後、全国7カ所を巡演する。

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