ロシア大統領、ウクライナ南部2州の独立承認 きょう「編入条約」調印

東京, 9月30日, /AJMEDIA/

 ロシアのプーチン大統領は29日、ウクライナ南部のヘルソン、ザポロジエ両州の独立を承認する大統領令に署名した。ロシア編入に向けて23~27日に親ロシア派が「住民投票」を実施し、賛成多数だったと主張したことを受けた。
 プーチン政権は計画通り、南部2州をいったん「独立国」とした上で、モスクワ時間30日午後3時(日本時間同9時)すぎ、ロシアとの「編入条約」に調印する方針だ。東部のドネツク、ルガンスク両州も2月21日の大統領令で独立を承認しており、4州同時に編入する。
 編入条約の調印式はクレムリン(大統領府)で上下両院議員らを集めて行われる。まずプーチン氏が演説。政権のかいらいである親ロ派幹部4人と共に調印式に臨む。その後、クレムリン脇の広場で祝賀コンサートと称した「官製集会」が計画されている。

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