ロシア人の欧米入国禁止提案 ウクライナ大統領発言にロシア反発

東京, 8月10日, /AJMEDIA/

ウクライナのゼレンスキー大統領が米紙に対し、ロシア人の欧米への入国禁止を提案し、ロシアが強く反発している。ペスコフ大統領報道官は9日、「極めて否定的な思いを抱くのみだ」と非難した。
 ゼレンスキー氏は米紙ワシントン・ポストに対し、現在の対ロ制裁は弱過ぎると主張。ロシア人の入国を禁止し「考え方を変えるまで自分たちだけの世界に住まわせておけ」と述べた。
 フィンランド政府は先週、ロシア人への観光ビザを制限する可能性があると表明した。エストニアのカラス首相も9日、ツイッターに「ロシアからの観光はやめる時だ。欧州訪問は人権ではない。ロシア人に与える栄誉なのだ」と書き込んだ。
 これに対し、ロシアのメドベージェフ前首相はカラス氏への反論として「お前が自由でいられるのは、われわれが見逃してやっているからだ」と述べた旧ソ連の秘密警察創設者ジェルジンスキーの言葉をインターネット交流サイト(SNS)に掲載した。

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