ロシア・ウクライナ人権代表が会談 捕虜交換が議題―トルコ

東京, 1月12日, /AJMEDIA/

 ロシアのモスカリコワ連邦人権問題全権代表は11日、通信アプリ「テレグラム」に投稿し、ウクライナ最高会議(議会)の人権担当者ルビネツ氏と会談したと明らかにした。トルコのアナトリア通信によると、会談はこの日アンカラで行われた。
 拘束中の民間人や捕虜の交換が議題。モスカリコワ氏は、トルコで同国のオンブズマンが主催する会議に合わせ、12~14日にルビネツ氏と会談する見通しだと予告していた。今回の投稿では「かねて計画された会談」と説明しており、早まった可能性もありそうだ。
 両国の当局者が公表した上で会談するのは異例で、緊張緩和につながるかが焦点だ。東部ドネツク州バフムト周辺では激戦が続き、捕虜が増えているとされる。双方は先に「親ロシア派として刑事責任を問われた人々」(ロシア)、「占領に伴い大量に拘束された人々」(ウクライナ)が交換の対象になると指摘していた。

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