モスクワ国際バレエが開幕 ウクライナ侵攻で出場者減

東京, 6月4日, /AJMEDIA/

 世界有数のバレエコンクールとして知られるモスクワ国際バレエコンクールが3日、モスクワのボリショイ劇場で開幕した。11日まで行われるが、ウクライナ侵攻でロシアと欧米の関係が極度に悪化したこともあり、出場者は2017年の前回から減少した。
 今回の出場者数は21カ国から計112人で、前回の27カ国の計156人から減った。大半はロシアからで、カザフスタンやキルギスなどの旧ソ連構成国のほか、欧州から少数出場。日本からは7人で、多くがロシアを拠点に活動しているとみられる。
 審査員はロシア人やベラルーシ人、韓国人のほか、ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力「ドネツク人民共和国」にある劇場の芸術監督も含まれている。記者会見したロシア文化省高官は「われわれは世界に向かって開かれている」と強調した。

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