モスクで爆発、50人超死亡 断食月、攻撃相次ぐ―アフガン

東京, 4月30日, /AJMEDIA

アフガニスタンの首都カブールにあるモスク(イスラム礼拝所)で29日、金曜礼拝中に大きな爆発があり、モスクの指導者によると、50人以上が死亡した。礼拝に加わっていた何者かが自爆したとみられるという。
 この指導者はロイター通信に「黒い煙が上がり、至る所に広がった。死体が至る所にあった」と話した。内務省副報道官は10人の死亡を確認したが、保健筋によると、病院には66人の遺体と78人の負傷者が搬送された。
 アフガンではラマダン(断食月)を迎え、民間人を標的とした攻撃が相次いでいる。28日に北部マザリシャリフで、イスラム教シーア派教徒らを乗せた2台のミニバスに仕掛けられた爆弾が爆発し、少なくとも9人が死亡。過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行を主張していた。
 また、22日には北部クンドゥズのモスクで金曜礼拝中に起きた爆発で33人が死亡したばかりだった。

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