ポルトガル、後味の悪い逆転負け 韓国に再び苦杯―W杯サッカー

東京, 12月3日, /AJMEDIA/

 既に突破を決めていたポルトガルにとって、後味の悪い1次リーグ最終戦だった。韓国に押し込まれて逆転負け。「これは重大な警告だ」。首位通過を果たしながら3連勝を逃し、サントス監督は危機感を募らせた。
 決勝トーナメントを見据えて、第2戦のウルグアイ戦から先発6人を入れ替えた。前半5分にオルタが右からの低いクロスを押し込み、幸先良く先制。しかし、同27分に相手のCKがロナルドの体に当たり、こぼれた球を押し込まれて同点に。嫌な空気が漂った。
 後半は韓国にペースをつかまれて劣勢。終了間際にCKのチャンスから一転、素早いカウンターを食らって決勝ゴールを奪われた。2002年日韓大会の1次リーグ最終戦で0―1と屈して敗退に追いやられた相手に再び苦杯を喫し、「いいサッカーをして自信を付けておきたかった」。指揮官の本音が漏れた。
 エースのロナルドは決定機を外し、初戦にPKを決めた後は不発。調子が上がってこない。決勝トーナメント1回戦の相手は堅守が持ち味のスイス。気持ちを新たに一発勝負の戦いへ向かう。 

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