東京, 12月31日, /AJMEDIA/
ブラジルのボルソナロ大統領は12月30日、任期満了を控え、側近や夫人を従えて大統領専用機で米国旅行に出発した。右派のボルソナロ氏は10月の大統領選で左派のルラ元大統領に惜敗。今も敗北を認めておらず、旅行は1月1日の大統領交代式典への出席を回避するためとみられる。
地元メディアによると、行き先は米フロリダ州で、1カ月ほどの滞在になるもよう。ブラジルでは大統領就任の際、前任が後任に権力の象徴であるたすき状の「懸章」をかける習わしがあり、ルラ氏を毛嫌いするボルソナロ氏の行動に注目が集まっていた。