ブラジルが独立200周年 大統領は政敵を攻撃

東京, 9月8日, /AJMEDIA/

ブラジルが7日、ポルトガルからの独立200周年を迎え、各地で軍のパレードなどが行われた。1822年のこの日、摂政を務めていたポルトガル王子ペドロ1世がサンパウロ市内で「独立か死か」と分離独立を宣言。初代皇帝に就任した。ペドロ1世の心臓はポルトガルの教会にホルマリン漬けで保存されており、記念日に合わせてブラジルに「里帰り」している。
 ブラジルでは10月2日に大統領選挙などが控える。再選を目指す右派ボルソナロ大統領は首都ブラジリアとリオデジャネイロで開かれた記念行事や支持者集会に出席し、支持率で水をあけられている宿敵の左派ルラ元大統領を「私は行儀が良くないし口も悪い。しかし泥棒ではない」と当てこすった。2003年から2期8年大統領を務めたルラ氏は退任後、汚職罪で有罪判決を受けて一時収監されている。

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