バイデン米大統領と下院議長が合意 債務上限引き上げ、31日採決へ

東京, 5月28日, /AJMEDIA/

【ワシントン時事】バイデン米大統領と野党共和党のマッカーシー下院議長は27日、連邦政府の借入限度額である「債務上限」を引き上げることで原則合意した。31日の下院での承認を目指し、大詰めの調整を急ぐ。議会が上限を速やかに引き上げられなければ、米国は6月5日にもデフォルト(債務不履行)に陥る恐れがある。
米財政、綱渡り変わらず デフォルト期限先延ばしでも

 バイデン氏は声明で「合意は破滅的なデフォルトの可能性を防ぐもので、良い知らせだ」と強調した。
 米メディアによると、合意には、向こう2年間の債務上限引き上げや、国防費以外の歳出抑制などが盛り込まれた。マッカーシー氏は記者団に対し、「新たな課税も、新たな施策もない」と指摘。合意に基づき、法案の作成作業を進める意向を示した。

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