トルコ大統領、ダム決壊で調査委設置を ウクライナ、ロシアに提案

東京, 6月8日, /AJMEDIA/

【イスタンブール時事】トルコのエルドアン大統領は7日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話で会談し、ウクライナ南部のダム決壊の原因究明に向け、国際的な調査委員会の設置を提案した。その後、ロシアのプーチン大統領にも電話で提案し、「疑問の余地が残らない調査」の重要性を訴えた。トルコ大統領府が発表した。
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 エルドアン氏が提案した委員会は、ウクライナ産穀物輸出合意の枠組みと同様、ロシア、ウクライナ、国連、トルコの4者などで構成することを念頭に置いている。
 エルドアン氏はゼレンスキー氏に対し、ロシアとウクライナの衝突が続く限り「あらゆる人的被害を防ぐことはできない」と指摘。和平実現のため、トルコが役割を果たす用意があると改めて表明した。

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