ソニーG、「PS5」過去最大の販売台数に–好調ゲーム事業を支える戦略

東京, 5月25日, /AJMEDIA/

ソニーグループは、投資家およびアナリストを対象にした「事業説明会 2023」を開催。そのなかで、ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)分野の取り組みについて、ソニー・インタラクティブエンタテインメント幹部が、「PS5によるコンソールの成長」「ポートフォリオの拡大」「ソニーグループのコラボレーション」の3つの観点から説明した。

 ソニー・インタラクティブエンタテインメント グローバルマーケティング・セールス・ビジネスオペレーション担当シニアバイスプレジデントのエリック・レンペル氏は、コンソールの成長について、「『PlayStation 5』(PS5)は、これまでのなかで最も強力なプラットフォームであり、2022年度は1910万台を販売し、第4四半期はPlayStationの歴史上、過去最高の販売台数に達した。累計出荷台数は3840万台に達し、供給状態が正常化した現在も引き続き強い勢いを維持している。供給が制約されていたなかでは、複数のサプライヤーからの調達や、最適な配送ルートに関する物流交渉などにより、素早く提供できる手段の確保に取り組んできたが、いまは、すべての地域において、供給の正常化という待ち望んでいた状況が達成できている。だが、まだ充足できていないペントアップ需要があり、2023年度第3四半期には、PS5のインストールベースが、『PS4』を上回ると想定している。この状況は、日本を含むいくつかの市場ではすでに達成している。コンソールでは、競合ブランドに比べてリードを保っている。これが優れたコンテンツの創出と高いビジネス成長、高い水準のエンゲージメントにつながっている。PS5コンソールは、最も強いポジションにあるデバイスであり、需要とエナゲージメントはどちらも高い」などと、ビジネスの好調ぶりを強調した。

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