東京, 5月3日, /AJMEDIA/
ロシア国防省は2日、正規軍と準軍事組織の戦闘が続くアフリカ北東部スーダンからロシア国民ら200人以上を空路で退避させたと発表した。ロシア外務省によれば、1日に首都ハルツームから近郊オムドゥルマンの空軍基地までロシア軍部隊が護送した。
4月15日の衝突発生から2週間以上が経過しており、主要国と比べても1週間ほど遅れた作戦となった。ロシアは民間軍事会社とスーダン各派の関係もささやかれており、安全優先で現地調整した結果とみられる。
国防省の発表によると、ロシア軍のIL76輸送機4機を派遣。「外交官、駐在武官とその家族のほか、ロシアをはじめとする独立国家共同体(CIS)諸国や友好国の国民」をモスクワに送り届けたという。