スペイン、敵地で強敵撃破 指揮官の采配的中―サッカー欧州ネーションズL

東京, 9月28日, /AJMEDIA/

 スペインは敵地でポルトガルを撃破。モラタは「自分たちは大きな試合でこそ力を発揮してきた。きょうもそうだ」。ポルトガルを抜いて4強入りも決め、胸を張った。
 24日にスイスに敗れて2位に後退し、勝利が準決勝進出の条件となっていた。選手は焦ることなく、ルイスエンリケ監督が描いた戦略を実行。前半はポルトガルを消耗させるため、無理に攻めずにボールを保持。後半はミスから何度かピンチを招いたが、GKシモンの好守でしのいだ。
 勝負を仕掛けたのは後半15分。中盤と前線の顔ぶれを入れ替えて攻勢に転じ、徐々に流れを引き戻す。そして同43分、カルバハルのクロスをウィリアムスが頭でゴール前へ。モラタが待望の決勝点を蹴り込んだ。
 エースと守護神がそれぞれの役割を全うし、初招集の20歳ウィリアムスもアシストを記録。采配が的中した指揮官は「ボール支配にこだわった前半は、後半にチャンスを手にするために必要だった」。狙い通りの勝利を上機嫌に振り返った。

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