シャープ、円安、ディスプレイ不振で大幅減益に–新規事業に人員シフト「2023年度は確実に黒字化したい」

東京, 2月8日, /AJMEDIA/

 シャープは、2022年度第3四半期(2022年4~12月)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比3.9%増の1兆9670億円、営業利益は99.6%減の2億円、経常利益は99.8%減の1億円、当期純利益は前年同期の708億円から、マイナス72億円の赤字となった。

 シャープ代表取締役副社長 執行役員の沖津雅浩氏は、「注力分野であるブランド事業では、スマートライフや8Kエコシステムが伸長するとともに、前年同期に新型コロナウイルスの拡大により、大きな影響を受けたエレクトロニックデバイスも増収となり、前年同期を上回った。営業利益、経常利益、最終利益は、円安の影響があったこと、ディスプレイ事業の不振が続いたことなどから、大幅な減益となったものの、営業利益および経常利益は黒字を確保した」と総括した。

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