コンゴ東部緊張激化 反政府勢力支援とルワンダ非難―対ウガンダ交易拠点占領

東京, 6月14日, /AJMEDIA/

アフリカのコンゴ(旧ザイール)東部で、ルワンダとの緊張が激化している。コンゴ軍当局者は13日、東部の中心都市ゴマ近郊にあるウガンダとの交易拠点ビュナガナが反政府武装勢力「3月23日運動(M23)」に占領されたと確認。コンゴ政府は12日、M23をルワンダが裏で支援していると非難しており、コンゴ、ルワンダ、ウガンダの3カ国にまたがる混乱に発展しかねない情勢だ。
 現地の人道支援団体関係者によると、激しい戦闘が起きたのは12日午前だった。ウガンダ領内へ逃げる以外、コンゴ軍の退路はなかったと語った。コンゴとの国境に近いウガンダ南西部の地元市民団体関係者は「兵士を満載したコンゴ軍のトラックや軍用車両が通り抜けていった」と語った。約100人の部隊だったという。
 AFP通信の電話取材に応じたコンゴ軍当局者は、ビュナガナについて「敵の支配下にある」と認めた。コンゴ軍は13日、声明を出し「ルワンダ軍が兵員や兵器を支援していた」と非難した。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts