グローバルサウス重視 岸田氏と共同歩調―ショルツ独首相

東京, 5月5日, /AJMEDIA/

【ベルリン時事】ドイツのショルツ首相は4日、訪問先のエチオピアで記者会見し、先進7カ国(G7)と中国・ロシアの双方と距離を置く新興・途上国のグローバルサウスとの連携が「非常に重要だ」との認識を示した。アフリカ歴訪でグローバルサウスとの連携強化を打ち出した日本の岸田文雄首相と歩調を合わせた形だ。
 ショルツ氏は「われわれは多極化する世界に適応しなければならない」と述べ、先進国側はグローバルサウス諸国との合意形成に力を入れる必要があると強調。「今こそ対等な立場で目線を共有できるような、新しい関係を築く時だ」と訴えた。両首相は3月に東京で会談し、G7広島サミットに向けて協力する方針を確認している。

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